社長挨拶

医療と社会のコミュニケーションに寄与したい

医療は、生命、科学、倫理、政治、経済など、あらゆる分野の英知につながります。その奥深い興味深さに魅せられ弊社は存在します。営業職から社会人のスタートを切った後に編集の世界に足を踏み入れたわたくしにとって、医療との出会いは、コンテンツ制作の「やり甲斐」を加速させる大きな出来事でした。
1999年、偶然、とある医療関連会社のPR誌の創刊に、副編集長として参加したのがきっかけです。
医師、薬剤師、看護師などさまざまな医療者の取材・執筆・編集活動を通して見聞した医療の現場は、想像以上にすぐれた能力、尊い志を持つ人々が、魂を込めて働く場でした。一方、そんなすばらしい世界での取り組みが、正しく社会に知らされず、政策やメディアに翻弄されている事実も知りました。
コンテンツ制作を通じ、医療と社会のコミュニケーションに寄与したい、医療者をエンパワーしたい、それはまた、わたくし自身なりの社会貢献にもなるだろう――このような思いが会社設立の動機です。医療という決して簡単ではないフィールドで培った制作力は、他分野においても十分に生かされるものと確信します。
医療分野に限らず、プレアッシュに興味を持たれた方からのコンタクトを楽しみにしております。

代表取締役 及川 佐知枝



及川 佐知枝(おいかわ・さちえ)のプロフィール(会社沿革)


1983年 東京学芸大学教育学部卒業後、株式会社サンリオに入社し営業部に配属


1991年 株式会社福武書店(現ベネッセコーポレーション)入社


1996年 同社退社


1999年 「ドクターズマガジン」副編集長


2003年 有限会社エス・パブリッシング創設


2005年 東京大学医学部特任研究員(東京大学医療政策人材養成講座参加〜2007年)兼任


2009年 株式会社カレットに商号変更


2015年 株式会社プレアッシュに商号変更


医療関連コンテンツ制作を得意とする株式会社プレアッシュ代表取締役。株式会社メディカル・プリンシプル社発行『DOCTOR'S MAGAZINE/ドクターズマガジン』の副編集長を1999年から2011年にわたって務め、同誌を医療界でのトップブランド誌にする。田辺三菱製薬株式会社のPR誌『メディカルネットワーク』も印刷まで手がけ、延べ500人以上の医師の取材を経験するほか、病院取材件数は200以上。2005年から3年間、東京大学医学部特任研究員として『医療政策人養成講座』にかかわり医療行政の分野にも通じている。手がけた書籍は『医療を動かす』(幻冬舎)、『患者さんに伝えたい医師の本心』(新潮社)など。2011年からは薬剤師応援マガジン『TURN UP/ターンアップ』、2013年からは医師向け情報誌『Primaria/プリマリア』(いずれも株式会社ファーマシィ)の副編集長も兼任。